ジャカードのソフト屋さん I 社のこと 2
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I 社のこと 2

織物の設計をコンピュータで設計するというアイデアは1980年前後、世界各地で同時発生的に始まりました。その頃、ようやくコンピューターというものが、性能面・価格面でそのような用途で使えるようになってきたということでしょう。といっても、そのような用途に使えるコンピューターが「既製品」としてあったわけではないので、自分でハードを製作したり、汎用ハードに自作の部品を組み込んだり、要するにハードにまで踏み込んだ開発が必要でした。

私が独立しようとした頃は、主流はUnix、一部でDos、水面下でWindows 95用の開発がスタートしていた頃でした。

日本でもジャカード織物の分野では、K社、R社、T社などが開発して販売していました。K社が Unix、T 社が NEC の DOS、R 社が Windows 3.1で開発していました。

私がフランスのI社に乗り込んだ当時(1996年)は、Windows 95 が出たばかりの頃であり、汎用的な Windows 機で(あるいは、Macで)ソフト開発している例は少なかった。前回も言った通り、開発者はもちろんですが、ユーザーも半ば「コンピュータ技術者」という雰囲気をもっていました。その中で、I 社は、普通のテキスタイルデザイナー、ファッションデザイナーをターゲットにユーザーに使いやすいシステムを目指していました。それが、前年(1995年)のミラノの展示会で、「ブースに若い女性ばかりが集まっている」という結果に繋がっていたのだと思います。

私は、それまで勤めていた会社では、この分野の仕事はほとんどしたことがなく、ソフトのこともハードのことも、また、マーケットのことも何もかも分からない状態(自分自身では、「多少知っている」と思っていたのですが、それが全く根拠のないものであることがすぐに判明しました)で、いきなり、FAX(私はまだメールはしていなかった)でアポイントをとって乗り込みました。
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のりこんで...

I社に乗り込んだ、その後のエピソードも、是非書いてくださいね。
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誇大

Author:誇大
こんにちは、誇大です。織物用の設計ソフトを販売しています。次世代の織物(炭素繊維・アラミド繊維【ケブラー】、ガラス繊維使用の3次元織物、くもの糸も有望かも)用ソフトもあります。
日本の織物業界のお役に立てれば…と思っています。
私の妄想にお付き合いお願いします。

時間があったら、うちのホームページもよろしく。
http://www.visionjp.co.jp

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